昆虫第2弾(蜘蛛類)・・・宇宙蜘蛛
水木しげるの漫画で 文庫本が主流で
「ゲゲの鬼太郎」は「墓場の鬼太郎」で
連載している頃、もう50年も前だと思う。
貸本屋で1セント*沖縄が米ドルで
生活している頃、1冊を読むのに支払う
金額が1セントだった。
顔見知り、同級生が貸本屋の息子という
幸運を充分に生かしして、1セントで
3冊位はよむことができた。 「宇宙虫」確かこんなタイトルの物語。
よその星から、地球の原っぱに不時着、故障した宇宙船から降りてきた生物が
この蜘蛛にそっくりの「宇宙生物」 生き残りの生物は船を失い 何も持たない
彼らは 地球時間2~3日で 人間が進化した何万年を再現していく。
原っぱの蜘蛛が 狩猟者から文明を開始、人類とよく似た進化を繰り返して
ビルを作り戦争を開始、ロケットを作り、宇宙へ 故郷へ飛び立って行く。
一気に読み終えてから 本棚に本を返す。
いつものように日が暮れてきた頃に、貸本屋を出る。
小学生の私に、訳も分からないが強烈に思い出として刻んだ本。
手塚治虫ではない!私の漫画好きは水木しげるが始まり。
階段に現れた「宇宙虫」小豆大の胴体に異様に長い足、床に付いている
胴体が2センチ程浮いた瞬間に 長い足が走り出す!
「高足蜘蛛」(たかあしぐも)・・・ 蜘蛛の巣を張らず 動き回り獲物を
探す種類の蜘蛛。
この蜘蛛を見つけるたびに、鬼太郎と目玉おやじを思い出す。
学校から帰ると貸本屋へ急いだ通りや、本棚の匂いを一緒に思い出す。
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sex tel (土曜日, 04 11月 2017 00:45)
kazuistyka