8回目の年女、さすがに耳は遠くなり
右側の人が話す時は、ほとんど聞こえてない。
適当に話を合わせて会話をすると、時々
押し黙り、悲しい表情であらぬ方向を
眺めて、違う話題を探すように私の顔を
見つめる。
親の心知らずの私は、「寒くない?」
服からはみ出した母の腕を押し込む。
きっと、息子である私の近況やら健康を
案じるしっかり者の母親でありたいのですよね。
大丈夫ですよ!私の顔を見据えている貴方は いつまでもたった一人の
私の親ですから。
新潟から出産のために 沖縄にきてくれたわが娘、「生まれたら、赤ちゃん
見せにくるね」・・・満面の笑顔で、体を大事にね 遠慮なんかせず美味しい
物たくさん食べなさい!5人の子育てを終えた母のアドバイスでした。
戦争を生き抜き、戦後の芋しか食べる物がなかった時代に 必死に子育てに
明け暮れた わが母らしいアドバイスかもしれません。
月1回の訪問 我が家の大切な1日です。
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