さりげなく、シロップ漬けの桑の実を乗せて
甘い物がたべたくなり、タルトを作りました。紅イモにヨーグルトの酸味を加えて、先日、摘み取った桑の実をトッピング。紅イモを材料にした訳はチョットうれしい体験を思い出したからでした。
本部市場の買い物で立ち寄ったある店で
「紅イモ食べるねー?」お客であるわが娘に、おばあが、声をかけてくれたそうです。小麦粉(こだわりの国産品)を買い求めた彼女に並べていた紅イモを、あたりまえのように手渡して(もちろん無料)、可愛いおばあの笑顔。
渡口港の横手、以前は日用品や食料品がにぎわった市場。
店主も齢を重ね、スーパーが大きな顔で広い駐車場を完備して、3軒もできると当然のように 市場は閑古鳥の巣があちこちに空き店舗を作り出したようです。
生活を支えた市場を守るために、若い店主に安い賃料で出店できるように公共が動き出したりしてます。若者のセンスとパワーで最近は、各種のイベントやこだわりを大切にした店づくりで頑張ってます。地元の若い客や、観光客も訪れるようになり 懐かしい空気と匂いは、安心感を生みだします。
必要なものを、ショッピングカートに機械的に放り込み レジに並ぶ列でイライラする買い物に慣らされた日常から、解放してくれます。
先日もこんな事がありました、何気なく覗いたお店は無人でした!3,4軒隣のおばちゃんが急ぎ足で「いらっしゃい!今は出かけて留守だけど 何かほしいのですか?」・・・お勘定もお釣りも自分の金庫から出し、売り上げを袋にしまいます。
店子同士がお互いに助け合う、昔から続いた心遣いや思いやり。市場でなければ味わえないホンワカに流れる時間、のんびりだけど、だらけない時間、沖縄には生き残ってますね。
「ゆいまーる」・・結回ると書くのでしょうか?他人と関わる時に肝心な心。結んだ縁や出会いを大切にして助け合う、それが自分にも廻り帰ってくる。沖縄の言葉で、幼い頃から馴染んでいた言葉です、もちろん深い意味は理解できてなくても 耳に残っていたことばでした。 市場は、地元の匂いや生活が見れます。一度 寄ってみてはいかがでしょうか。
コメントをお書きください
sex telefon (金曜日, 03 11月 2017 23:14)
miechowici